休車損害等として,金834万円が認められ,金834万円増額
1 事案の概要
依頼者は,事故により,その事業に使用していた特殊車両が,約4か月使用できなくなり,多額の休車損害を被りました。
ところが,依頼者は,相手方保険会社から,休車損害の発生を否認されており,損害賠償額について,0円の提示を受けていました。
2 訴訟前の交渉
当事務所は,受任後,様々な資料を収集し,相手方保険会社に送付し,事故により休車損害が発生したこととその金額を立証していきました。
ところが,相手方保険会社は,追加資料の提出を受けたにもかかわらず,休車損害が発生していることを否認し,0円の損害賠償の提示に固執しました。
そこで,当事務所は,訴訟を提起するに至りました。
3 訴訟の結果
当事務所は,被害を受けた特殊車両について,他の車両で代替できないこと,事故前の1年間の売上,稼働に応じた変動経費が僅かであること等を主張立証しました。
その結果,裁判所は,当事務所の主張を全面的に認め,次のとおり,休車損害として,金685万8867円を認め,合計金833万9589円の支払を命じる判決を言い渡しました。
【判決】
休車損害
→金685万8867円
弁護士費用
→金68万5000円
合 計 金833万9589円
(うち確定遅延損害金79万5722円,弁護士費用68万5000円)
4 本事例の意義
休車損害は,その発生と被害額の立証が難しいと言われています。
本件は,相手方保険会社が否認していた休車損害について,立証方法を工夫し,当事務所の主張を全面的に認めてもらい,高額な休車損害の発生が認められたことに意義があります。
また,依頼者は,相談時,相手方保険会社から,金0円の損害賠償の提示を受けていましたが,当事務所による受任の結果,訴訟により,金833万9589円の高額の損害賠償金が認められたことにも,大きな意義が認められます。
依頼者は,事故により,その事業に使用していた特殊車両が,約4か月使用できなくなり,多額の休車損害を被りました。
ところが,依頼者は,相手方保険会社から,休車損害の発生を否認されており,損害賠償額について,0円の提示を受けていました。
2 訴訟前の交渉
当事務所は,受任後,様々な資料を収集し,相手方保険会社に送付し,事故により休車損害が発生したこととその金額を立証していきました。
ところが,相手方保険会社は,追加資料の提出を受けたにもかかわらず,休車損害が発生していることを否認し,0円の損害賠償の提示に固執しました。
そこで,当事務所は,訴訟を提起するに至りました。
3 訴訟の結果
当事務所は,被害を受けた特殊車両について,他の車両で代替できないこと,事故前の1年間の売上,稼働に応じた変動経費が僅かであること等を主張立証しました。
その結果,裁判所は,当事務所の主張を全面的に認め,次のとおり,休車損害として,金685万8867円を認め,合計金833万9589円の支払を命じる判決を言い渡しました。
【判決】
休車損害
→金685万8867円
弁護士費用
→金68万5000円
合 計 金833万9589円
(うち確定遅延損害金79万5722円,弁護士費用68万5000円)
4 本事例の意義
休車損害は,その発生と被害額の立証が難しいと言われています。
本件は,相手方保険会社が否認していた休車損害について,立証方法を工夫し,当事務所の主張を全面的に認めてもらい,高額な休車損害の発生が認められたことに意義があります。
また,依頼者は,相談時,相手方保険会社から,金0円の損害賠償の提示を受けていましたが,当事務所による受任の結果,訴訟により,金833万9589円の高額の損害賠償金が認められたことにも,大きな意義が認められます。
以上