内容証明郵便を受け取った方｜福岡の会社を守る河野・野田部法律事務所

内容証明郵便を受け取った方

内容証明郵便とは、「いつ」「誰が」「誰宛てに」「どのような内容」の手紙を出したのか郵便局（日本郵便株式会社）が証明する特殊取扱サービスです。基本的に内容の制限はありませんが、現在起きている法律トラブルや、後日トラブルが生じたときに備えて送られてくるケースが多くあります。

内容証明郵便に回答しなかったからといって、書かれた内容を認めたことにはなりません。しかし、回答しないと一定の法律効果が発生して不利益を受ける場合もありますので、注意が必要です。

内容を確認する

内容証明郵便を受け取ったら、まずは記載されている事実関係が合っているかどうか、相手の主張する約束違反が実際にあったかを確認します。担当者レベルで止まっていて、経営者にまで話が届いていないこともありますので、速やかに調査しましょう。
約束違反があれば約束を果たす

調査の結果、相手の主張通りである場合には、速やかにあらかじめ約束していた事柄を果たしましょう。しかし、約束違反があるものの、それについての主張がある場合などはまた話が変わってきますので、約束を果たすことで主張が認められなくなることもあります。
適切な対応を行う

内容証明郵便の内容は実にさまざまですから、一律にこうなる、こうした方が良い、というものはありません。内容証明郵便を送ってきた人間の心理としては、まず相手の出方を見たいというところが大きいかと思われます。その出方次第で、訴訟などの強固な手段も念頭に置いているはずです。最初の対応次第で事態は良くも悪くもなりますので、適切な対応が必要ですが、一般の方にはそれが難しいのが実情です。

弁護士への相談・依頼: 内容証明郵便を受け取った段階から、弁護士への相談が可能です。

弁護士に依頼した場合には、弁護士があなたの代理人として、相手方への回答書を作成したり、相手方と交渉したりすることが可能になります。

それぞれのケースに合った適切な対応を図り、解決に導くことができます。